中島塗料

7月も最終日を迎える事になりました。月日が経つのは早いものですが、真夏の最盛期でみなさん、ばててませんか?連日大阪の最低気温は28℃前後、最高気温は36℃を超えたりして・・・外での作業従事されておられる方、これだけ熱いと命の危険があります。熱中症にはくれぐれもご注意ください!!

ちょっと前に全国でこの夏、最高気温39.8℃を記録したのが枚方市だったのですが・・・。日陰でこれですから直射日光が当たる所にお肉とか置いておいたら低温調理出来そう・・・。

さて今回は珍しいものを塗装する事になりました。

それは・・・【ガス貯蔵タンク】です!!

一番目にするのは・・大阪ガスさんのガス貯蔵タンク。丸いでっかい緑色の球体の建造物ですが今回は溶接などに使われる液化アルゴン等を貯蔵するタンクを塗装します!という事で現場に寄させて頂きました!!ちなみに液化アルゴンは-186℃、他に2種類あるタンクはそれぞれ液化酸素-183℃、液化窒素-196℃の沸点だそうです。それ以下で保存ですね・・・。

それがこちら!

球体ではありませんが立派な貯蔵タンクですね!?某県某所の歴史ある会社でタンクもいい感じで歴史を刻んでおります。正面から見るとそこまで劣化してないように見えるのですが・・・。

横から見るとこんな感じで・・・。メンテナンスのいいタイミングだと思われます。

鋼構造物(鉄で作ったもの。例えば高速道路、メインは鉄の橋脚になります)は何故か溶接部分が錆やすいそうです。(塗装屋さん談)

下の部分も溶接部分を中心に塗膜の剥がれ、浮サビ等出ております。このままだとすぐではありませんがタンクはいずれ使えなくなるでしょう。

足場を組んで・・・3台(というのかな?)分あります。

今回の仕事のメインはこのさび落としです!!グラインダーを使うのですが・・・引火してはいけないので火花が出ない?ような研磨材を選んで慎重に研磨していきます。

こちらはタンクの間にある据え付けのクレーン部分もついでに塗装するため研磨中!

途中の工程は撮れてなく塗装後です!配管廻り、

脚部分

タンク下部。細かい事を言ううと中身が入ったタンクなので下地を完全にきれいにするのは無理でした。何回か塗装されていて下地が錆以外に旧旧塗膜を引っ張ってしわみたいな状況でしたがこれはしっかり密着しておりますので見た目は完全ではありませんがこのまま下塗り(錆止め)と上塗りを行いました。

完成しました!!

使用材料は建築用ではなく鋼構造物用塗料で時間をかけて丁寧に塗装して頂きました!鋼構造物は耐候性(紫外線などの外的要因からの耐久性)だけでなく防サビ性を重視しております。塩害地域や次の塗装間隔が長くなりがちな(簡単には塗装できない)場所とかで使われる事が多いです。乾燥時間が長く1日1工程だったりしますがその分、きれいが長持ちしてくれるでしょう!!

タンクの中身は全て極低温の元素?製品が入っております。通常目にすることは無いの新鮮でした。

今回は【元素とタンク!?】と題しまして社会に必要な溶接に使われるガスのタンクを塗装して頂きました!塗装により設備の長期使用はまさにいまのSDGs(持続可能な開発目標)に十分貢献できるのだなぁと感じました。これからも出来る限り長くご使用できるようにお力になれたらと感じました!!

こんな事できませんか?塗装も含め、持続可能な長期メンテナンスの一環のご相談承ります!お気軽に!!

まだまだ暑さは続きますが十分な休憩と水分をとって頂きお身体ご自愛下さい~!!

本日はこの辺で!!

 

 

 

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